Winary

ワイナリー

Lazio

Le Coste

レ コステ

2004年、ジャンマルコ アントヌツィはラツィオ北部のボルセーナ湖半にてブドウ樹の栽培、ワイン醸造を開始。彼の考え方は非常にシンプル、かつ合理的。自分の造りたいワイン、そこに到達するために何が必要なのか?多くの素晴らしい造り手のもとで働き、知識・経験を、、、。祖父の持っていたグラードリのぶどう畑を起点にLe Costeの畑を、、、。フランコ ピエーデ(台木を使わずに自根にて)から薬品など一切を排除した栽培を、、、。知識や技術に傾倒しない、感性に任せた醸造(本人は認めませんが)を、、、。知識・経験・畑・栽培・醸造、そしてそこに「どんなものを造りたいか?」という彼の考える「到達点」。そしてそこに辿り着くために必要な手段。結果、いつも挑戦につながる、いわば全く妥協のない彼の信念。だからこそ毎回楽しませてくれる、常に想像の2~3歩先をゆく造り手。

ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的、かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレン ティーニやジュラール シュレール、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマ ルコ。フランスをはじめとした多くのワイナリーでの経験、そして祖父より受け継いだグラードリでのブドウ栽培、そ れぞれ全くの無関係のようですべては彼の計画した通り。そう感じさせてくれる 説得力を持っている。 そして、それだけでは終わらない彼のエネルギーは、畑での挑戦はもちろん 醸造においてもただならぬものがある。そんな彼はいつも想像の斜め上を進み 続ける彼のワイン。そこには造り手だけでない、飲み手へのたくさんのメッセージ が散りばめられている。 グラードリの土地はラツィオ北部、ヴィテルボ近郊カルデラ型の湖ラーゴ デ ィ ボルセーナのほとりにある。このあたりの土壌は火山礫、凝灰岩、細かい顆 粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が 多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高も高く、350~ 450mという斜面、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた3ha(樹齢が 非常に高い)と、2004 年に彼が手に入れた3ha の土地「Le Coste」。2006 年 より収穫・醸造を開始。

2012 ヴィンテージより、大きく変貌を遂げたBianco。これまでは区画の違い を感じることなく、1 種のワインとしてボトル詰めしていたものの、見事な収穫を迎 え、醸造過程にて起きた樽ごとの違いをはっきりと感じたジャンマルコ。醗酵が やや早い段階でストップした結果、若干の甘味と酸、なんとも心地よい口当たり の良さを持つL'abboccatello。果皮の印象が少なく、より本来のビアンコらしい飲 み心地を持つBianchetto。そしてこれまでのビアンコとは圧倒的に違う迫力と安定感、明らかな成長を感じるBianco。3 種類のビア ンコをリリース。そしてさらにはBianco2011 の中で、最も可能性のある(言い換えればまだボトル詰めしたくない)1 つをボトル詰めす ることなく計24 か月樽内にて熟成し、一年遅れでボトル詰めしたというBianco R。そしてこれまではPaino に混ざっていた樹齢60 年を越える高樹齢のプロカニコのみを、ごく短いマセレーションを行い木樽にて醗酵・熟成したというLe Vigne piu Vecchie。Le Coste とは比べがたい、全く別の雰囲気、それでいてやはり年月の醸し出す迫力、醸造という部分ではややおとなしい分、現段階で の完成度に驚かされる。

赤においても飲み心地を優先、2 週間のマセレーションによる醗酵、圧倒的 な滑らかさを持ったRosso、ビアンコ同様、1 年長い樽熟成をさせたRosso R。見 事ともいえる収穫を迎えた2012 とは対照的に冷涼な雰囲気を持った2013 年の 白はBianchetto,Bianco の二つ。果皮の剛健さよりも果実的な香りや酸の印象が 強い「バランスと繊細さを持ったヴィンテージ」、ビアンケットはより飲み心地の良さ とスムーズさ、ビアンコについても前年より繊細さを感じるワインとなっている。そし て結果的にRosato は今回より果皮との接触を行わずに果樹のみでの醗酵に挑 戦。これまでをはるかに超える手ごたえを感じたというジャンマルコ。そして時折リリ ースされるRosso di Gaetano、以前からジャンマルコが栽培を手伝いブドウを分けてもらっていた近所のガエターノ爺。彼の畑で素 晴らしい収穫を迎えられたこと&ガエターノの生計を助けることにもつながることから、醸造&ボトル詰めされる。それぞれのワインの 種類に、生産量がまったく追いついてない。そんなことは百も承知、一切動じることなく突き進む自由奔放、傍若無人、それこそが 彼、ジャンマルコ アントヌーツィである。

Lineup

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商品コード イメージ ワイン 認証 種類 品質・メモ
LEC0009

Litrozzo Bianco

リトロッツォ ビアンコ

1000ml

21 プロカーニコ主体、マルヴァジーア、その他
ヴェルデッロ、ロッシェット、ロマネスコといった
モンテフィアスコーネの地ブドウが中心。
21年は除梗し数日間、果皮と共に醗酵が始まってから
圧搾。表により収穫量が少なく、例年に比べ
ブドウの凝縮を感じるヴィンテージ。
ブドウ品種や土地の個性ではない
「飲むことの楽しさ」を表現した1リットル。
LEC0205

Litrozzo Rosato

リトロッツォ ロザート

1000ml

21 ロゼ アレアーティコ主体、
サンジョヴェーゼ、メルロー、プロカーニコ。
アレアーティコのみ短時間果皮と接触、
サンジョヴェーゼ、メルローはプレスした果汁のみ、
プロカーニコはマセレーションしてからプレスし、
合わせて醗酵を終える。
21年はアレアーティコのフレッシュな果実が特徴的。
甘やかな香りと柔らかい果実味飲み心地の良さ、
味わいのバランスのとれたロザート。
LEC0110

Litrozzo Rosso

リトロッツォ ロッソ

1000ml

21 サンジョヴェーゼ主体、メルロー、チリエジョーロ。
2021は昨年同様、果皮との時間を短くし、
凝縮した果実と全体のバランス感を意識して
醸造したというジャンマルコ。
タンニンはあるものの、非常に軽やかでいて心地よい。
果実にあふれた丸みのあるロッソ。
ワイン単体でも心地よい、
そしてやはり食欲を引き立てる味わい深いロッソ。
LEC2703

Ripazzo Bianco

リパッツォ ビアンコ

750ml

18/19 2018年収穫のリトロッツォビアンコ(プロカーニコ、マルヴァジーア中心)
残糖があるワインに、19年収穫のリトロッツォビアンコのヴィナッチャを加えて
再び醗酵を起こしたワイン。
タンク内で6か月、瓶内で6か月の熟成。
リパッソの技法を用いた楽しみあるワイン。
LEC3501

Ripazzo Rosato

リパッツォ ロザート

750ml

18/19 ロゼ 2018年収穫のリトロッツォビアンコ(プロカーニコ、マルヴァジーア中心)
残糖があるワインに、19年収穫のリトロッツォロザートのヴィナッチャを加えて
再び醗酵を起こしたワイン。
タンク内で6か月、瓶内で6か月の熟成。
リパッソの技法を用いた楽しみあるワイン。
LEC3203

Ripazzo Rosso

リパッツォ ロッソ

750ml

20/21 アレアーティコ主体、
サンジョヴェーゼ、メルロー、プロカーニコ。
ベースは2020のリトロッツォロザート。
タンクひとつだけ20g/L以上残糖があるまま
醗酵が停止してしまったロット。
翌年の収穫・醸造の過程で、
プレスしたリトロッツォロッソのヴィナッチャを加え、
再醗酵を促したという奇抜なスタイルで生まれた赤。
アレアーティコ由来の香りの高さと心地よさ、
サンジョヴェーゼやメルローの持つ旨味、
そして何よりも飲み心地の良さには脱帽です。
LEC2003

Pizzicante Bianco

ピッズィカンテビアンコ

750ml

19 白微泡 モスカート ジャッロ、プロカーニコ、樹齢10~20年。
合わせて直接プレスし果汁のみで醗酵。
醗酵が終わりきる前にボトル詰めを行い、
瓶内で醗酵を終える。
そのまま澱の上で12か月、
その後スボッカトゥーラ(オリ抜き)を行い
さらに12か月の熟成を行う。
十分に費やした時間と、
2019という繊細かつ酸のあるヴィンテージ。
モスカート ジャッロのアロマティックさと、
骨格となるプロカーニコ。
これまでのピッズィカンテのイメージを打ち壊す
完成度と美しさ、、、汗。
質の高さと安定感、そして素晴らしすぎる飲み心地を
持ったフリッツァンテです!
LEC2105

Pizzicante Rosato

ピッズィカンテ ロザート

750ml

19 ロゼ微泡 アレアーティコ100%、8月末の収穫。
除梗し軽く櫂入れをしながら24時間、プレスは行わず、
フリーランジュースのみで約2週間の醗酵。
味わいに数グラムの糖分を感じる段階でボトル詰め。
瓶内で醗酵が終わり、そのままオリと共に12か月の熟成。
その後スボッカトゥーラ(オリ抜き)を行い
さらに12か月の熟成を行う。
21年はアレアーティコのみ、
さらにはフリーランという贅沢さ。
冷涼な年ならではの繊細は香りと豊かな酸。
味わいの輪郭がはっきりと出来上がっている、
素晴らしいロザートです。
アレアーティコ由来の甘い香りが堪りません!
LEC2204

Pizzicante Rosso

ピッズィカンテ ロッソ

750ml

19 赤微泡 サンジョヴェーゼ、チリエジョーロ、メルロー。
除梗し、約8日ほど果皮と共に醗酵を始め、途中で圧搾。
そのまま解放式の大樽にて醗酵を続ける。
味わいに数グラムの糖分を感じる段階でボトル詰め。
瓶内で醗酵が終わり、そのままオリと共に12か月の熟成
その後スボッカトゥーラ(オリ抜き)を行い
さらに12か月の熟成を行う。
鮮烈なフルーツの強さと香り、
乾いた酸とタンニンが堪らない飲み心地抜群の赤。
LEC0310

Le Primeur

ル プリムール

750ml

21 アレアーティコ100%。
収穫したブドウは除梗せず、外気に触れない
カーボニックマセレーションにて2週間、
圧搾後モストだけの状態で約1か月、
醗酵が終わるのを待つ。
2021年は凝縮した強い果実、
タンニンを持ったポテンシャルのあるヴィンテージ。
成熟した果皮の香り、強さ、ポテンシャルを感じつつも
酸を保っている事でバランスを保っている印象。
果実的な力強さと官能的な香り、
アレアーティコのもう一つの魅力が見えるヴィンテージ。
LEC3601

"SOS Largo " Bianco

"エスオーエス ラーゴ" ビアンコ

750ml

2019 モスカート ジャッロ100% 樹齢15年程度
ボルセナ湖畔、発電所開発の進む地域、
モンテフィアスコーネの葡萄を引き取り醸造したワイン。
直接プレスし、果汁のみの状態で約1か月間、
澱と共に醗酵を行う。
その後6カ月間の熟成。
ボルセナ湖畔で計画された地下発電所によって、
自然環境が破壊される事態を避けるために
反対活動として造られたワイン。
販売価格の一部は反対活動費用に充てられています。
LEC3701

"SOS Largo " Rosso

"エスオーエス ラーゴ” ロッソ

750ml

2019 アレアーティコ100% 樹齢15年程度
ボルセナ湖畔、発電所開発の進む地域、
モンテフィアスコーネの葡萄を引き取り醸造したワイン。
除梗せず空気に触れない状態で2週間のマセレーション
圧搾しそのまま6ケ月の熟成。
ボルセナ湖畔で計画された地下発電所によって、
自然環境が破壊される事態を避けるために
反対活動として造られたワイン。
販売価格の一部は反対活動費用に充てられています。
LEC2602

Bomb’bulle

ボンビュール

750ml

11 白泡 プロカーニコ、樹齢30年。
原酒となる2011収穫のプロカーニコは、
果皮と共に短時間、木樽での醗酵。
圧搾後、翌年まで待ちます。
2012年に収穫したモスカートのモスト(果汁を)加え、
オリと攪拌してからボトル詰め。
瓶内で再醗酵が起きるのを待ちます。
瓶内でシュール・リー状態のまま、約6年間熟成。
デゴルジュマンを行い12か月の熟成。
2度目のリリースとなるメトードクラッシコのスプマンテ。
SO2や酵母はもちろん、ドサージュも一切行わないブリュット ナチュール。
LEC1502

L’abboccatello

ラッボッカテッロ

750ml

12 白微発泡 プロカーニコ、樹齢20~30年。
2014年にリリースしたワイン。
ロット別で残糖が多いタンクのものは、オリを攪拌して王冠でボトル詰め。
ビン内で再び醗酵が始まるのを待つ。
2018年にデゴルジュマンを行い12か月の熟成。
自然に醗酵が始まるのに6年も費やしたという。
負けず嫌いのジャンマルコらしさを感じるワイン。
LEC0510

Bianchetto

ビアンケット

750ml

21 プロカーニコ主体、マルヴァジーア ディ カンディア、
モスカート、ヴェルメンティーノ、、他。
収穫後、除梗し果皮と共に2週間の醗酵。
圧搾後、解放式の木樽にて5カ月の熟成。
2021年はとてもバランス感のある収穫と
話すジャンマルコ。
ワインとしての感性の早さ、果実のフレッシュさと
張りつめた緊張感のある酸。
例年以上の飲み心地と味わいを持ったビアンケット。
LEC0609

Bianco

ビアンコ

750ml

20 プロカーニコ70%、マルヴァジーア ディ カンデイア、
ヴェルメンティーノ、他。樹齢10~40年。
収穫後、果皮と共に10日間、
例年よりやや短いマセレーション(果皮浸漬)。
圧搾後も大樽の中で醗酵、そのまま12か月、
ボトル詰め後6か月の熟成。
乾燥と遅霜により少ない収穫の2020、2019に比べ
ポテンシャルは感じられないものの、
果実のフレッシュさ、飲み心地、
飲み頃を感じる心地よさ。
やや高めの揮発酸と全体のバランス感には、
改めて感動させられる味わいです。
LEC0707

Bianco Cru Le Coste

ビアンコ クリュ"レ コステ"

750ml

18 プロカーニコ主体、2004年植樹のレ コステの畑。
混植されているヴェルメンテーノや地ブドウも合わせ、
完熟を待ってから収穫。
2018年は冷涼で雨の多いヴィンテージ、
収穫したブドウの20%にボトリティスノービレ
(貴腐)が回ったビンテージ。
収穫後、木樽にてごく短時間果皮と共にマセレーション。
圧搾し、果汁のみの状態で解放式の大樽に移し
約1カ月醗酵が完全に終わるのを待つ。
オリ引きと共に1500Lの大樽に移し24カ月、
ボトル詰めのあと24カ月の熟成。
「Le Costeの畑」をストレートに表現した白。
2018年は冷涼、貴腐の恩恵も感じる嬉しいヴィンテージ。
LEC1205

Bianco R

ビアンコ エッレ

750ml

16 プロカーニコ100%、樹齢50年を越える畑が中心。
果皮とともに3週間醗酵,
圧搾後500Lの木樽にて24か月、
ボトル詰め後6か月の熟成。
樹齢の古い「lLa Chiesa」の畑を中心に
60年代の畑から収穫したプロカーニコも加えている。
ビアンコ リゼルヴァという立ち位置。
土地、ヴィンテージの個性を表現した特別なワインです。
近年まれに見る「均整の取れたヴィンテージ」。
LEC1305

Le Vigne Piu Vecchie

レ ヴィーニェ ピウ ヴェッキエ

750ml

11 プロカーニコ100%
樹齢60年を越える畑の中の一部の区画より、
選抜したブドウ樹だけで収穫。
ブドウは除梗せず、自重にてゆっくりと流れ出る
フリーランジュースのみ
2011に限ってはフランス産の1000Lの新樽、
果汁のみで醗酵。
極力オリ引きは行わずに、大樽で24か月の熟成。
ボトル詰め後106カ月(8年)の熟成を経て、
2021年にリリース。
LEC2305

Paino

パイーノ

750ml

15 プロカーニコ100%、Le Costeの畑の隣に位置する、
ジャンマルコが植えたアルベレッロ仕立の畑。
強烈な日照を受けた2015、
樹上で完璧まで成熟したブドウだけを
厳選して収穫した、特別なプロカーニコ。
収穫後、除梗してテラコッタ製の容器の中で
1カ月以上、果皮と共に醗酵。圧搾後は別の
新しいテラコッタの樽の中で1年間の熟成。
その後500Lの木樽に移し2年間、
ボトル詰めしてからもワイン自体が
フォルムを形成するまで3年間、十分すぎる時間を
費やしてからリリースされた新しいパイーノ。
十分すぎる果実を持ち、
その果実を形成するアンフォラでの醸造。
ポテンシャルを秘めたブドウに、
十分に時間を費やした熟成。
液体のサイズの大きさ、迫力はすさまじい、、、。
ブドウのポテンシャルの高さをストレートに
発揮するかのような、
これまでのパイーノとは一線を画す素晴らしい味わい。
LEC1707

Moscato Due M

モスカート"ドゥエ エンメ"

750ml

19 モスカート、Le Costeの畑が中心で、
もう一つの畑のモスカート(一部モスカートジャッロ)
完熟を待ってから収穫、2つのマセレーション(除梗せず
空気に触れないカーボニックマセレーションと、
伝統的なマセレーション(除梗し櫂入れを行う)。
醗酵が終わってから圧搾し、
20カ月間500Lの木樽にて熟成。ボトル詰めし6カ月。
2019年は太陽を感じる完熟した収穫を迎えましたが、
酸や複雑さも持ち合わせた魅力的なヴィンテージ。
LEC0808

Rosato

ロザート

750ml

20 ロゼ アレアーティコ、樹齢の古いものが中心。
除梗し数時間果皮と共に攪拌、
ソフトプレスにて圧搾。
果汁のみの状態で木樽にて約3週間の醗酵。
オリ引き後、木樽にて10か月、
ボトル詰め後6か月の熟成。
乾燥し収穫量の少ないヴィンテージ。
その分、病気などの影響が非常に少なく、
醗酵期間がとても短かったというロザート。
結果、揮発酸は控えめで、アレアーティコの
果実的な香りや味わいを前面に感じる、
キレイさを感じるロザート。
LEC0909

Rosso

ロッソ

750ml

20 グレゲット主体、チリエジョーロ、コロリーノ、
カナイオーロ、樹齢30 年前後。
高樹齢の畑より収穫、果皮と共に3 週間、
圧搾後栗の木の大樽にて12 か月熟成。
2020は乾燥によって収穫量が減ったものの、
病気などの被害が少なく、
醗酵も非常にスムーズできれいに仕上がった
ヴィンテージ。
果実由来の味わいと香りが前に出た、キレイさ、
安定感のある赤。
LEC2902

Greghetto LOT20

グレゲット"ロットヴェンティ”

750ml

16 グレゲット(グレケット ロッソ)、樹齢40年の畑。
非常に完熟し高い糖度を持った年のみ造られる特別なロッソ。
除梗し果皮と共に3週間のマセレーション。
栗の木の大樽で12か月、ボトリング後24か月の熟成。
LEC1104

Rosso Cru Le Coste

ロッソ Cru レ コステ

750ml

16 グレゲット100%
Le Costeの畑2004年植樹より、厳選して収穫。
除梗したあと、潰さずタンクの中で
セミカルボニックマセレーションの状態で2週間。
その後櫂入れを行い1カ月以上、
醗酵が完全に終わるまで長期間のマセレーションを行う
圧搾後、500Lのフランス産木樽に移し20カ月の熟成。
ボトル詰めを行い、ワインの外格が出来上がるのを待ち
36カ月の熟成。
名前の通り、彼らのスタートの土地「Le Coste」を
表現した赤。

LEC1406

Rosso R

ロッソ エッレ

750ml

16 グレゲット100%、樹齢50年以上の区画より選別。
強靭な果実とタンニン、酸を兼ね備えたヴィンテージ。
除梗せず果皮とともに4週間以上かけた醗酵。
圧搾し500Lの木樽にて24か月、
ボトル詰めし24か月の熟成。
カーボニックなどの技法は使わずに、
クラシックにピジャージュを繰り返し、
抽出した要素を長期間の熟成によって表現した、
素晴らしいリゼルヴァ。
LEC1804

Sangiovese”Carbo”

サンジョヴェーゼ "カルボ"

750ml

18 サンジョヴェーゼ100%、樹齢5~10年。
房単位で選別し、除梗せず傷をつけない状態で
木樽を満たし、約3週間のカーボニックマセレーション。
圧搾後、500Lのトノーに移し醗酵が終わるのを待つ。
その後約24カ月の熟成。
ボトル詰め後6カ月以上の熟成。
非常に恵まれたヴィンテージ、
健全なブドウが収穫できるときのみ造られる
特別なワイン。
フランスで学んできた技法であるが、
一般的なタンニンを抑えるため、
色素を抽出するため、ではなく、香りの美しさ、
果実のみずみずしさ、そして飲み心地を得るため。
2018年はCruの畑のサンジョヴェーゼを元に
1本の樹から1kg以下という
最高ランクのサンジョヴェーゼから造られています。
LEC1607

Rosso di Gaetano

ロッソ ディ ガエターノ

750ml

19 サンジョヴェーセ、シラー、メルロー。樹齢20~30年。
収穫後、果皮と共に3週間、野生酵母と共に醗酵。
圧搾後大樽にて6カ月、ボトル詰め後6カ月以上の熟成。
飾りつけのないストレートな表現のため、
その年のヴィンテージを映す
鏡のような存在であるガエターノ。
2019は非常にバランスが良く、繊細さ、
心地よさが最大に感じる年。
LEC4002

Rosso de Coccio

ロッソ デ コッチォ

750ml

20 サンジョヴェーゼ主体、チリエジョーロ、メルロー、
バルベーラ、樹齢30年~。
収穫後、除梗してテラコッタ製の開放タンクで3週間、
果皮と共に醗酵を促す。
圧搾後もテラコッタのタンクの中で12か月の熟成。
木と違い、ワインに直接香りをつけることなく、
ニュートラルでいながら、
土器内部の細かい気泡による微酸素接触、
呼吸を得られることで、より柔らかみ、
果実の濃密さを感じる。
他の赤には感じたことのない特徴的、官能的なロッソ。
LEC2802

Rusticone

ルスティコーネ

750ml

2017 サンジョベーゼ、メルロ―、アレアーティコ
レコステの畑、高樹齢の畑から。
2017年という奇抜なヴィンテージに上位のキュヴェとして
見合わない樽をアッサンブラージュ
更に24カ月以上の長期熟成によってバランスを取り戻したワイン。
ブドウの個性よりも『素朴さ、純粋さ』をもった味わい。
LEC3403

Nini e Lulu

ニーニ エ ルルー

750ml

2019 シラー、樹齢5~20年。
収穫後除梗せず空気に触れない状態で2週間のマセレーション。
その後バトナージュを行いさらに、2週間果皮と共に醗酵。
圧搾後500ℓの木樽にて醗酵を終え、そのまま10カ月の熟成。
2019年も17,18に続き十分な収穫に恵まれなかった為、
ニーニとルルーの手法を合わせ、1つのワインとしてリリース。
ジャンマルコとクレモンティーヌの2人がフランス修行中に
体験したシラーを火山性土壌のレコステの畑で表現した特別なワイン
LEC4401

Syrah “Lulu”

シラー"ルルー”

750ml

19 シラー、樹齢5~20年。
収穫後、除梗せず空気に触れない状態で
2週間のマセレーション。
その後バトナージュを行い
さらに3週間果皮と共に醗酵。
圧搾後、500Lの木樽にて醗酵を終え、
そのまま20か月の熟成。
昨年リリースのシラーとは別の区画、
選別したブドウのみを収穫して醸造した特別なシラー。
酸の太さ、果実の繊細さ、タンニンの細かさ、
完熟した果実の香り、、、。
熟成期間を取ったことで、
完成度を感じる素晴らしいシラー。
LEC3901

Pinotto

ピノット

750ml

2019 ピノ ノワール、樹齢4年。2015年に植樹、標高470mの畑。
収穫後、除梗せず、1カ月間のカーボニックマセレーション。
圧搾し500Lの木樽にて醗酵、そのまま12か月の熟成。
レ コステの2人にとって特別なアルザス、ブルゴーニュのピノ ノワール。
まだ樹齢が若いが、それでも十分に味わい深い特別なワインです。
LEC1905

Alea Jacta Est

アーレア ヤクタ エスト

750ml

16 アレアーティコ、樹齢10~15年(一部40年~)、
Le Costeの畑のブドウが中心。収穫後、
除梗せず2週間のカーボニックマセレーション、
ピジャージュし開放式の木樽でさらに2週間。
圧搾後500Lの木樽で24か月、
ボトリング後24か月という長い熟成期間を
取ってリリースされる、最高のアレアーティコ。
LEC0402

Gambrinus

ガンブリヌス

750ml

17 アレアーティコ、レ コステの畑より収穫したブドウ。
猛暑&干ばつに見舞われた2017、
Cruのアレアーティコ。
2010とは反対の意味で成熟が遅れたヴィンテージ。
イレギュラーな成熟をとげたブドウは除梗せずに
3カ月間、セミカルボニックの状態で浸漬、
圧搾後500Lの木樽に移し、
樽の中で醗酵が継続してゆく。
完全に醗酵が終わりそのまま3年間の熟成。
ボトル詰め後、約18カ月の熟成。
通常のアーレアヤクタには感じ得ない香りと
全体のバランス、魅力
LEC8027

AleaVV

アーレア ヴェッキアヴィーニャ

1500ml

13 アレアーティコ、「Terrazzo」と呼ぶ樹齢60年以上の畑。
収穫後、除梗せず2か月のカーボニックマセレーション、
ピジャージュし開放式の木樽で3週間以上の醗酵。
圧搾後、古バリックにて36か月、
ボトル詰め後24か月の熟成。
普段はアーレア ヤクタ エストの中に
入る区画のブドウですが、
ジャンマルコが「今までに見たことがないほど
完璧な収穫」であったため、
僅かバリック1樽分をマグナムのみにボトリング。
エチケットは無く、すべてクレメンティーヌが
手書きし、ボトルナンバーを記載。
特別な日に開けてほしいと願う、
レ コステ史上最高のアレアーティコ。
LEC1004

Unatantum

ウナタントゥム

375ml

12 赤甘 アレアーティコ、樹齢10~30年、遅摘み、
粒単位の選果ののち、約3週間の陰干しを行う。
脱水した果実を足でピジャージュ、6か月の果皮浸漬を行う。
圧搾後50~100Lの小型の木樽に移し約4年間、
醗酵と熟成を繰り返す。糖分を持った甘口でありながら、
酵母の活動が完全に終わってからボトル詰めするため、
SO2もフィルターも必要としない。
完全無添加のヴィーノドルチェ。
アレアーティコのもう一つの魅力を
引き出すために費やした手間と時間は計り知れない。
素晴らしいデザートワイン。
LEC9010

EXV Olive Oil

エクストラ ヴァージンオリーヴオイル

500ml

2021 オイル モライオーロ種主体、カニーノ種、フラントイオ種。
le Costeの畑のオリーヴの中でも特段に成熟した樹を選別
収穫の始め2週間で収穫したオリーヴのみ、
最もフレッシュなオリーヴだけでボトル詰めした、
レ コステ渾身のオイル。ノンフィルター。
1番絞り(酸度0.3)

LEC9023

EXV Olive Oil

エクストラ ヴァージンオリーヴオイル

1000ml

2021 オイル カニーノ種主体、Le Costeの畑のオリーヴ、
初め2週間以降のオリーヴから圧搾。
大容量のため、使い切るまでにどうしても
酸化しやすかった1Lと3L。
オリを取り除くことで酸化しにい、
最後まで良い状態で使い切れるようになりました!
(酸度0.3)
LEC9039

EXV Olive Oil

エクストラ ヴァージンオリーヴオイル

3000ml

2021 オイル カニーノ種主体、Le Costeの畑のオリーヴ、
初め2週間以降のオリーヴから圧搾。
大容量のため、使い切るまでにどうしても
酸化しやすかった1Lと3L。
オリを取り除くことで酸化しにい、
最後まで良い状態で使い切れるようになりました!
(酸度0.3)
LEC9921

Fagioli del Purgatorio

ファジョーリ デル プルガトーリオ

500g / 1000g

21 乾燥白 いんげん豆 白いんげん豆(Fagiolo Purgatorio種)
新しく耕作したレ コステの畑、
ブドウ栽培と変わらないフィロソフィの元、
栽培、手作業で収穫。天日にて長期間乾燥。
長時間の浸水が必要ないヴィテルボ県、グラードリの
伝統品種です。 水、又はぬるま湯にセロリ、ニンジン、
タマネギなどの香味野菜を加え、
塩をせず弱火で60分ほど下茹で、
最後に塩で味を調えてください。
皮が薄く粒の小さい品種で調理師やすく、
繊細な味わいが特徴。
LEC9911

Fagioli Gialloni

ファジョーリ ジャッローニ

500g / 1000g

21 乾燥白 いんげん豆 白いんげん豆(Fagiolo Gallo種)
新しく耕作したレ コステの畑、
ブドウ栽培と変わらないフィロソフィの元、
栽培、手作業で収穫。天日にて長期間乾燥。
長時間の浸水が必要ないラツィオ州、ボルセナ湖北岸の
伝統品種です。
水、又はぬるま湯にセロリ、ニンジン、タマネギなどの
香味野菜を加え、塩をせず弱火で100分ほど下茹で、
最後に塩で味を調えてください。
非常に旨味が強く、落花生に似た香り、甘味が特徴。