Winery

ワイナリー

Emilia Romagna

Rio Rocca

リオ ロッカ

イル ファルネートの当主であるマルコ ベルトーニが、新たに始めたワイナリー。2003年に1haの土地を手に入れ、自身で植樹から始めたイル ファルネート。農薬や化学的な肥料を使用しない農業と、ブドウ自身が持つ酵母のみ、伝統を守るビン内再醗酵によるフリッツァンテ。味わいだけではない、「常にテーブルにある食中酒」としてのレッジョ エミリアの土地伝統を表現したワインを造ってきました。年を追うごとに畑も増え、樹齢も重ね、躍進の原動力ともいえるトマーゾのサポートもあり、徐々に軌道に乗りはじめました。

しかし、周囲のブドウ農家たちの状況は変わることなく、「むしろこの数年で、さらにひどい状況になりつつある」、と言うマルコ。「周辺には今でも多くのブドウ畑が残っている。しかしその大半は放棄地や、放棄される寸前の状態にある。彼らの多くは自分で醸造をする設備を持たず、協同組合にブドウを量り売りにしている。しかし、協同組合で買い取る価格はあまりにも安い、、。これでは誰も農業をやろうと思わないし、続けていくことが出来ない、だから手放すしかない、、。イル ファルネートとして成功するだけでは、この地域を守る事はできない。この土地・地域に残っている、勤勉で誠実なブドウ栽培者たちを支えていかなくては、レッジョのワイン文化、価値を存続していけるのではないか?」

2020年より周辺の良質なブドウ畑、栽培農家と協力し始めたマルコ。健全で高品質なブドウを栽培してもらい、市場よりも高い価格で買い取る。そしてそのブドウから、イル ファルネートと同じ醸造コンセプトでワインを造る。ワイナリー名は、イル ファルネートのある周辺地域の古い呼び名であるRio Roccaリオ ロッカ。2021年の収穫よりワインがリリースとなります。自分たちでブドウ栽培をしていない分、よりリーズナブルで日常に寄り添う味わいを目指すというリオ ロッカ。またもや嬉しいテーブルワインが一つ加わりました!

Lineup

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商品コード イメージ ワイン 認証 種類 品質・メモ
RIO0001

New Player in Town

ニュー プレイヤー イン タウン

750ml

(21) 白微泡 トレッビアーノ モデネーゼ、樹齢20~30年。
収穫後、除梗せずそのままプレスし、
果汁のみの状態で醗酵。
醗酵が終わった後、冷蔵保管しておいたモスト
(果汁)を加え、醗酵が始まってからボトル詰めし、
瓶内で醗酵を終える。酵母は一切添加しない。
周辺の有機ブドウ栽培農家より買い取ったブドウを
醸造することで、消えつつあるワイン造り、伝統を守る。
そして再興を目標とするリオ ロッカの
ファーストヴィンテージ。
柔らかい果実と酸、オリはありますが
嫌味は微塵もない、飲み心地抜群のフリッツァンテ。
RIO0101

Bianco “Still White”

ビアンコ スティルホワイト

750ml

(22) トレッビアーノ アブルッツェーゼ、
トレッビアーノ モデネーゼ、、。樹齢20~30年。
モデナ近郊の有機栽培農家より持ち込んだブドウ。
収穫後、除梗し果皮と共に1週間、
セメントタンクにて醗酵を行う。
圧搾後、そのままセメントタンクにて醗酵、熟成。
周辺の有機ブドウ栽培農家より
買い取ったブドウを醸造することで、
消えつつあるワイン造り、伝統を守る。
そして再興を目標とするリオ ロッカスティルワイン。
果皮由来のタンニンも心地よく、
気軽さと味わい深さのバランスが素晴らしい
テーブルワイン。